ふしゆかです♪
(はじめましての方へ プロフィール/実績一覧/提供サービス)
お仕事から帰ってからのごはん作り、お疲れ様です。
「毎日毎日、食材を洗って切って味付けて…もう、面倒!」
というあなたには、下味調理・下味冷凍がおすすめ!
下味調理・下味冷凍は文字通り、食材に下味を付けて調理しておくこと。
何食分かまとめて下味を付けて保存してことで、食べる時は火を通すだけで簡単におかずが作れます♪
下味調理・下味冷凍でごはん作りを楽にしたいあなたのために、この記事で、下味調理・下味冷凍の
- 材料の用意
- 材料の分量
- 調味料の用意
- 調味料の分量
- 保存方法
- 作り方
- 賞味期限
- 解凍方法
- 調理方法
と、基本のやり方を、コツを含めて詳しく解説しました!
「料理にかける時間を少しでも減らしたい」
「下味調理・下味冷凍をやってみたい」
そんなあなたにとって、最後まで必読の内容です!
材料の用意
まずは、下味調理・下味冷凍する材料を用意しましょう!
一人暮らしの場合は、1人前ずつ保存することが多いと思います。
1人前を一度に何食分作るかに応じて材料を用意します。
材料の分量
肉や魚は、100g前後がおかず1食1人分の適量です。
肉や魚を下味保存する場合の目安量はこちら☆
- 牛肉・豚肉:2食分→200g 4食分→400g
- 鶏肉:2食分→1枚(200~250g) 4食分→2枚(400~500g)
- 魚:2食分→2切れ 4食分→4切れ
調味料の用意
調味料はお好みのものを使いましょう!
- 塩
- 醤油
- 味噌
- 塩麹
- カレー粉
- オイスターソース
- ナンプラー
など、あなたのおうちにあるものでOK♡
醤油や味噌など定番のものでも、いまいち使いきれない調味料を使ってみても良し◎
調味料の分量
調味料の量は、食材の量(グラム)の1%弱の塩分量にします。
そのくらいの塩加減がおいしく感じるからです。
例えば、4食分で約400gのお肉かお魚なら
- 塩:小さじ2/3
- 醤油:大さじ1と1/2
- 味噌:大さじ1と1/2
- 塩麹:大さじ1~2
くらい使います。
※味噌や塩麹は、商品によって塩分量が違います。あくまで目安として参考にして下さいね。
↑に書いた調味料以外の分量を決める時は、食材の量(グラム)の1%弱の塩分量を目安に使いましょう!
味が薄い/濃い場合はどうする?
できあがったものを食べてみて、味が足りなければ、調味料を追加します。
味付けが濃くなった場合は、野菜(水分の多い野菜や大根おろし、とろろなど)を追加してリカバーする方法があります。
「食材の量(グラム)の1%弱の塩分量がよくわかんない(汗)。」
って場合は、薄めに下味をつけるのが良いでしょう。
理由はこの2つ。
- 薄味のものに後から調味料で味を足す方が簡単
- 薄味の下味調理に慣れると減塩できる
味付けのマンネリ解消&減塩する方法
味付けのマンネリ解消や、薄味でも満足度の高い下味にするには、スパイスやハーブ類を入れてみて☆
- にんにく
- しょうが
- カレー粉
- バジル
など、もしあれば使ってみてくださいね。
味に変化が出るし、減塩もできます♪
保存方法
密封できる保存袋で保存
下味調理・下味冷凍する食べ物は、密封できる保存袋で保存します。
1人分を1~2食ずつ保存なら、保存袋はSサイズかMサイズがちょうどいい♪
保存袋にメモしよう
食材と調味料、保存袋が揃い、調理開始!
の前にやるのが、保存袋にメモをすること!
メモするのは、こちらの内容。
- 食材(肉は部位なども)
- 味付け
- 賞味期限(または下味調理した日付)
保存袋に入れて冷凍した後に、外側から見て何が入っているのかわからなくなったり、賞味期限を忘れないようにするために書きます。
記憶力によほど自信がある方はこの工程を飛ばしても構わないけど、おそらくほとんどの方にはメモすることをおすすめします。笑
作り方
下味調理・下味冷凍の基本的な作り方はこちら!
- 袋に調味料を入れ、袋越しに揉み込み、混ぜ合わせる。
- 食材を切って保存袋に入れ、袋越しに揉み込み、調味料と馴染ませる。
- 空気を抜き、中身を平らにしたら袋の口を閉じ、冷蔵庫または冷凍庫に入れて保存する。
調理のポイント
袋の中で調味料を合わせる
「1人分を4食分作るなら4袋」といったように、何食分作るかに応じて袋を用意します。
調味料が1種類の場合は、袋に食材と調味料を入れる順番は逆でも構いません。
食材を切って袋に入れる
食べるときに火が通りやすいよう、
- 肉・魚は一口大
- 火の通りにくい根菜などは薄め・細め
に切ると良いです♪
切り身魚の場合は切らなくても大丈夫なことも◎
密封して保存する
封をする前に、袋を巻くようにすると空気を抜きやすい☆
空気を抜いたあと、冷凍する場合は、寝かせて平らな状態で保存しましょう。
平らにすると
- 冷凍後に立てて保存
- 解凍する時に解凍時間を短く、ムラなく解凍
できます!
こんな感じ。
賞味期限
下味調理・下味冷凍の賞味期限は、こちらを参考に☆
- 冷蔵:2~3日以内
- 冷凍:1ヵ月以内
できれば冷蔵は2日以内、冷凍は2週間以内に食べましょう。
食材によってはこれより賞味期限が短いこともあるので、レシピを参照しましょう!
下味調理・下味冷凍すると、食材をそのまま保存するより保存期間は伸びます。
だけど、賞味期限があり、なるべく早めに食べることが安全&おいしいことを忘れずに!
賞味期限内に食べ切るために
下味調理・下味冷凍を賞味期限内に食べ切るため、一度に大量に必要以上に下味調理・下味冷凍を用意しなくてもいいと私は考えています。
「週末に自炊するついでに、ちょっとひと手間加えて下味調理もする」って姿勢で作れば大丈夫♡
そんな感じで作る量が
- 翌週の平日に食べ切れる量と賞味期限のサイクル
- 時間と労力をかけすぎず、気持ち的にも無理なく続けられる
と思います☆
解凍
下味冷凍は、食べる半日~1日前に冷蔵庫に移して解凍します。
- 朝または昼ごはんに食べるなら前日夜
- 夕ごはんに食べるなら食べる当日の朝
くらいのタイミングです。
調理方法
下味調理で食材カットと味付けは済んでいるから、食べる時は加熱するだけ!
基本的な加熱方法は、こちらを参考にしてくださいね♪
- フライパンの場合:フライパンに油を引いて火にかけ、袋の中身を入れて火が通るまで炒める。
- 電子レンジの場合: 耐熱容器に袋の中身を入れ、ラップをふんわりとかけて火が通るまで加熱する。
- トースターの場合:アルミホイルを広げてに袋の中身を入れ、火が通るまで加熱する。焦げそうな場合はアルミホイルを被せる。
レシピがある場合は、レシピに沿った加熱方法で☆
他の食材を加えて調理する時のポイント
下味調理・下味冷凍に他の食材を加えて加熱調理する場合(下味調理したお肉に野菜を加えて野菜炒めにするなど)は、基本的にこの2つをやってみて♪
食材は約1~2種類を加える
野菜など追加する食材は、1~2種類を目安に☆
食材をいくつも加えると
- 味の薄まり(によって加える調味料の加減が難しい)
- 食材同士の味のバランスが難しい
- 使い切れない食材が余る
と、一人暮らしお料理初心者さんにとってのデメリットが気になることも。
調味料も加えて味を調える
食材を加えて加熱する時も、追加する食材量の1%の塩分量を目安にします。
まとめ
下味調理・下味冷凍の基本
- 食材の量(グラム)の1%弱の塩分量の調味料を使う
- 保存袋にメモ(食材、味付け、賞味期限(または下味調理した日付))
- 食材と調味料と小分けにして袋に入れて揉み込む
- 空気を抜き、平らにして保存
- 賞味期限は長くて冷蔵2~3日、冷凍1ヵ月以内
- 下味冷凍は冷蔵庫に移して解凍
- フライパンや電子レンジ、トースターなどで火を通す
下味調理・下味冷凍の基本的な手順と押さえておきたいコツを解説しました!
難しく考えず、作ってみたいレシピを選んだり、好きな食材や調味料を使ってみて☆
自分に合った分量や味付けで下味調理・下味冷凍を習慣にすると、本当に無理なく毎日の食事を準備できます♡
料理する時間がないからといって、コンビニやスーパーのお惣菜を食べると、食費もかかるし、野菜が少ないし、味付けが濃くて飽きちゃいまいますよね。
温めるだけで食べるのは、これからは下味調理の手作りごはん♪
忙しい毎日でも、下味調理・下味冷凍で味の染みたおかずをしっかり食べて、簡単時短でヘルシーな自炊をおいしく続けましょう♡
☆下味調理・下味冷凍のレシピはこちら☆
【レシピ】[下味調理・下味冷凍]たらのごま味噌ヨーグルト焼き[トースターで簡単!]
【レシピ】[下味調理・下味冷凍]鶏肉とかぼちゃの甘酒味噌塩麹焼き
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