ふしゆかです♪
(はじめましての方へ プロフィール/実績一覧/提供サービス)
電子レンジは1人分の料理が短時間で作れて、一人暮らしの社会人に欠かせないアイテム!
暑い夏は火を使わず加熱調理ができて助かるし♪
私も電子レンジにはとてもお世話になっています☆
電子レンジで作るレシピは簡単なものが多く、在宅勤務のごはん作りに大活躍!
でも実際に作ってみたら、
「あれ、なんか思い通りに仕上がらない…!?」
なんて経験ありませんか?
この記事で、電子レンジ調理がうまくできないあなたに、
- 電子レンジ調理の基本
- 電子レンジ調理の疑問
について、解説&お答えします!
電子レンジ調理レシピを開発し続ける簡単ヘルシー料理研究家のふしゆかが、一問一答+解説の形式で書きました☆
お料理中の疑問点はさっと読んで解決し、解説で改めてしっかり理解してもらえたらと思います♪
料理に電子レンジをよく使う方も、この記事を読んでしっかりと基本をおさえ、よくある疑問を解決しましょう!
Q.ワット数って何が違うの?
A.ワット数=火力と考えて!
- 400ワットまで:弱火
- 500~800ワット:中火
- 800ワット以上:強火
という感じです。
Q.違うワット数で同じように加熱するときの時間は?
A.600ワットの加熱時間を基準とした場合、
- 500ワットで加熱する場合は1.2倍
- 700ワットでは0.8倍
が目安です。
低いワット数だと加熱時間が長くなります。
Q.料理には何ワットが一番いいの?
A.レシピに書いてある通りのワット数です。
レシピのワット数は、その料理に合わせて決められています。
Q.低いワット数の方が電気代がかからない?
A.そんなに差はありません。
同じ加熱時間なら、低いワット数の方が電気代はやや少なめ。
だけど、低いワット数だと高いワット数に比べて加熱に時間がかかります。
加熱が完了するまでのワット数×加熱時間の電気代の合計は、ほとんど差がありません。
例
- 500ワットで5分で火が通る=700ワットでの加熱時間は約3分30秒
- 500ワットで5分加熱した場合の電気代:約0.7円
- 700ワットで3分30秒加熱した場合の電気代:約0.6円
このように、加熱状態を同じにするまでにかかる電気代は、ほぼ同じです。
Q.レシピにある「耐熱容器」ってどんなもの?
A.電子レンジで使える耐熱の器です。
器のパッケージや取扱説明書、商品紹介のホームページなどに「電子レンジOK」と書いてあるものを使います。
例えば、このような器です。
蓋付きのものは、ラップ要らず♪
こんな感じのルクエのシリコンスチーマーは、一人暮らしを始めた時から愛用してます♡
レシピに「耐熱皿」「深めの耐熱容器」「シリコンスチーマー」など指定がある場合は、指定された耐熱容器を使いましょう。
耐熱容器について特に記載がない場合は、
- 汁気の多い料理スープや煮込みなど、かさのあるもの:直径20~25cmの耐熱ボウル
- 汁気が少ないもの、煮崩れを防ぎたいもの(煮魚など):直径20~25cmの耐熱皿
が適しています☆
吹きこぼれないよう、多くても八分目までに食材が入りきるものを選びましょう!
800mlくらいの四角い耐熱容器は、割とどの料理にも使えるので、持っておくといいですよ♡
Q.食材は庫内のどこに置けばいい?
A.ターンテーブルタイプは端、フラットタイプは中央です。
使う電子レンジのタイプによって、食材がムラなく加熱できる位置が違います。
Q.火の通り、味付けにムラがあります…。
A.食材は室温に戻し、レシピ通りの分量と切り方、加熱時間を守って☆
レシピに沿って料理をすすめるための具体的なチェックポイントはこちら!
- 食材の切り方(大きさ・厚さも)
- 耐熱容器への並べ方
- 調味料の分量
- 調味料のかけ方・混ぜ方
レシピに沿ってできているか確認して☆
Q.レシピ通りに作っても、やっぱりうまく火が通らない…。
A.分量や手順がレシピ通りでもうまく加熱できないときに考えられる原因はこの3つ。
食材の状態が違う
火の通りや味付けなどの仕上がりは、加熱する食材の
- 鮮度
- 脂の量
- 保存状態
- 温度
- 旬
などによって違います。
こういった材料の状態はレシピ通りに揃えるのが難しいので、
- 加熱時間を調整(短めからスタートが失敗しにくい)
- 味見して調味料を加減
しましょう。
性能の差
電子レンジの加熱時間の違いは、機種の性能の差によるものが大きいです。
使っているの電子レンジを使いこなすには取扱説明書を読むのが一番。
取扱説明書がないって方はインターネットで検索すると見れますよ♪
電子レンジの性能の差も自分ではどうしようもない部分ですよね。苦笑
レシピ通りの分量や切り方でもうまく火が通らない場合は、少しずつ様子を見ながら追加で加熱しましょう。
庫内が汚れている
庫内が汚れていることも、うまく加熱できず、仕上がりの悪さの原因になります。
衛生面でも良くありません。
調理前後にさっと拭くことを習慣づけましょう☆
アルコール除菌スプレーは、コロナ渦のいま、電子レンジのお掃除以外にも必須アイテム!
使い捨てキッチンクリーナーは、忙しいときに使いたい☆
Q.ラップをかける/かけないレシピの違いは?
A.ラップの有り/無しは、料理の仕上げ方によって違ってくるからです。
食材から水分を逃さないようにするか、水分を飛ばして調理するかの違いです。
ラップをかけると
- 食材から水分を逃さない
- 調味料が蒸発しない
ように調理できます!
だから、蒸し料理や煮込みなどは、ラップをかけるレシピがほとんどです。
ラップを外して加熱すると、
- 食材の水分を飛ばし、適度に水分を逃す
- パリッとした食感を作る
ことができます☆
ラップをかけるかかけないかは、作るレシピに沿ってくださいね♪
Q.ラップを外す時に熱いです!
A.ミトンや布巾を使って器を持ち、ラップを外す時は向こう側から外します。
器の、自分に近くない側からさっとラップを外すと、蒸気が向こう側から出て行きます。
いきなり自分に熱い蒸気がかかることを防げますよ♪
Q.加熱したらパサパサになった…。
A.レシピ通りの調味料の分量を守りましょう。
パサパサの原因は、電子レンジの加熱中に食材の水分が蒸発し過ぎてしまったこと。
レシピ通りの水分量が食材や器にない場合、パサパサの仕上がりになることがあります。
自分で食材を加熱する(特にレシピなどない場合)時にも起こりやすいケースです。
食材を加熱するときは、大さじ1杯程度の水分をかけ、ラップをして加熱しましょう!
水分とラップで適度な水分量をキープしながら加熱できます☆
肉や魚介類は、水の代わりに料理酒をふりかけるとおいしさアップ!
まとめ
一人暮らし料理初心者は知っておきたい!電子レンジ料理の基本的な質問に回答♡
- ワット数=火力と考えて
- 600ワットの加熱時間×1.2=500ワットでの加熱時間
- 600ワットの加熱時間×0.8=700ワットでの加熱時間
- 低ワット×長時間の電気代≒高ワット×短時間の電気代
- 食材の置き場所:ターンテーブルタイプは端、フラットタイプは中央
- 電子レンジレシピ成功の秘訣はレシピ通りに作ること
- 食材の大きさ/切り方、ラップの有無、ワット数、加熱時間などレシピに沿って作ろう
- 耐熱容器は料理によって使い分けると良い
- 加熱時間は電子レンジの性能によって差があることも(取扱説明書を参考に)
- 庫内はまめにお手入れすべし
- 加熱後の熱さ・やけど対策:器の向こう側からラップを外す
- パサパサ防止:大さじ1程度の水または酒をふりかけ、ラップをする
電子レンジ調理にまつわる、今さら聞けない基本&疑問をスパッと解決しました!
お料理初心者さんも、電子レンジレシピで安心&簡単に自炊を楽しんでもらえたらうれしいです!
電子レンジは、スタートボタン押せばほったらかしで短時間で調理ができで超便利♪
忙しい社会人にぴったりの調理家電&調理方法です♡
このブログには、忙しい一人暮らしOLの自炊を楽にする電子レンジ調理のレシピをたくさん載せています!
この記事を読んで、電子レンジ調理の基本や疑問が解決したら、ぜひ作ってみてくださいね♡
☆レシピはこちら☆(電子レンジレシピの一部を紹介)
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